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■劇画ロードショー発掘情報01■
2017-01-19-Thu  CATEGORY: 書籍

「2300年未来への旅&友よ静かに死ね」




別冊ビバプリンセス 昭和52年4月25日発行 春期号 掲載


「友よ静かに死ね」1976年フランス映画。主演=アラン・ドロン
作画=山智子。39ページ

アラン・ドロン主演映画の劇画(少女漫画)。本編を鑑賞していないのでコメントは省略。残念ながら紙とインク色の相性が最悪で裏移りが激しく見れた物ではありません。


「2300年未来への旅」1976年アメリカ映画。主演=マイケル・ヨーク
作画=岡崎沙実。51ページ

ディストピアを舞台にしたSF映画の劇画(少女漫画)。本編を観たのが大昔なので、うろ覚えですが、だいたい原作映画に沿った内容かと思われます。こちらもインクの裏移りが激しいのですが、後半のページはいくらかマシなのが救いです。

「別冊ビバプリンセス」は秋田書店発行の少女漫画誌。昭和52年という時期も月刊少年チャンピオンでの掲載が末期にさしかかっており、新たな方向性を模索していたのかもしれません。念のために前後の号数冊を確認しましたが劇場映画原作の作品は見あたりませんでした。編集部が予想したほど反響がなかったのかもしれません。秋田書店は少年誌、青年誌に加えて少女誌でも「劇画ロードショー」系列の作品を掲載していたことが確認できました。引き続き、系列作品の発掘を続けたいと思います。

■劇画ロードショー リスト■

■劇画ロードショーの世界■
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■冬の同人読書週間2017~安奉工房■
2017-01-15-Sun  CATEGORY: 書籍

「ミリタリーイラストの世界に新星現る」


「Under the Light」

安奉工房

先ずは作者のPIXIVページにて作品を観ていただきたい

安奉工房=「安倍奉師さんのPixivページ

安倍奉師さんのTwitter

雰囲気バツグンの軍艦、戦車、航空機、そして潜水艦のイラスト

作者である「安倍奉師」さんが冬コミで初の個人誌イラスト本を頒布しました。それがこの本「Under the Light」です。

編集長がコミケでこの新刊を見たとき、てっきりベテランイラストレーターによる商業作品の再録本かと思いました。模型のパッケージイラストに使われていてもおかしくない荒々しさと情景を感じさせる戦場の風景。

ところが作者の安倍奉師さんはお話ししたところ二十歳そこそこのフレッシュな新人だったのです。いや、ビックリしました。

軍艦や航空機への愛情と情熱を持つ素晴らしい新人の登場です。諸手をあげて歓迎しますよ。どんな業界でも高齢化が進み若年層の新人が現れないと衰退します。軍ミリの世界でも中高年の層が厚く行く末が気がかりではありましたが、安倍奉師さんのような実力を感じさせるニューフェイスの登場は嬉しい限りです。軍ミリ界隈の自称「マニア」さんには是非とも重箱の隅をつつくような真似はせずに、新たな才能を善導していただきたいものです。
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■冬の同人読書週間2017~旧騎士団■
2017-01-10-Tue  CATEGORY: 書籍

「怒りのデスロード!スタート5秒前!!」


「FURY DEATH ROAD」

旧騎士団

世界的なヒットとなった「マッドマックス怒りのデスロード」。その主人公とも言えるフェリオサを中心に描いたオリジナル作品です。

作者は巨乳な作画が特徴的な「旧騎士団」さん。「キャプテン・コマンドー」シリーズでも素晴らしいアクションとモリガンをはじめとした格闘ゲームキャラを超巨乳に描くスタイルで熱い支持を得ていますが、本作(2016年8月発行)は完全にアメコミスタイルで描かれていて、擬音も英語、台詞はバイリンガル表記と気合いの入り方が違います。

物語はフェリオサが美女達を連れて脱走する前日の出来事を描いています。敵対組織に攫われた女を奪還すべく出動したジョーと手下達。首尾良く無傷で女を奪還したフェリオサだが、連れ戻されることを拒否した女はフェリオサの眼前で自らの命を絶ってしまう。囚われの女たちの苦悩を知るフェリオサが脱走を決意するまでを描くのが本作「FURY DEATH ROAD」です。

ページ数こそ20ページと少なめですが、秋葉原のアメコミ専門店「ブリスター」で売っていても違和感ない完成度ですよ。
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■冬の同人読書週間2017~TEX-MEX■
2017-01-09-Mon  CATEGORY: 書籍

「広江礼威に泣かされるとは…」


「19420605参」

TEX-MEX

一昨年末から続いていた広江礼威さんの「艦これ」シリーズが冬コミの新刊で完結した。

大真面目に言って、この人の作品で泣かされるとは予想もしていなかったので我ながら驚いている。

既刊を読んでいない人も、昨今なら中古価格が手頃になっているので、是非読んでみて欲しい。広江さんお得意の下品なギャグとエロを封印して最後までシリアスに描ききった加賀の物語は読み応えがある。

もっとも作者の広江さんは読者が感動したなどと言っても鼻で笑いそうではあるが。ブラックラグーンの双子編でも心が動かされなかった編集長も歳取って涙もろくなっただけなのかもしれない。

一つだけ言えるのは、今回の新刊、雪風の笑顔と加賀の感極まった表情が、本当に素晴らしいビジュアルだということです。雪風が語り終えたあたりになると編集長も目汗ドバドバでしたよ。

そんなこんなでラグーンの再開にも期待が高まる編集長でした。

今思い出したが、いつだったか、広江さんがtwitterか何かで、中断しているラグーンに登場する中つ国のスパイ眼鏡がボロクソに犯られる漫画描きたいとか言っていたな。凄く読みたい。

■コメントレス■
>レマ様。昨日のティアでは良い本は見つかりましたか?お元気そうで何よりです。
土曜日のムーパラで良い本が見つかったので楽市でお見せしたいと思います。
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■冬の同人読書週間2017~仙人掌堂本舗■
2017-01-08-Sun  CATEGORY: 書籍

「しほママ。愛と怒りの機銃乱射」


「ガルパンデミックⅢ西住しほ対大洗女子学園」

仙人掌堂本舗


生徒会長の舞台裏での暗躍を描いた「ガルパンデミックⅡ角谷杏の暗闘」も、二次創作を読む喜びを堪能させてくれた傑作でしたが、本作「西住しほ対大洗女子学園」は前編を上回る凄い内容でした。

主人公のみほが西住家から勘当された経緯は本編では詳しく語られていませんでした。およその推察はできましたが、この本では、しほママの過去に大胆に踏み込んで、西住家という存在、家元の名の重さと、それを巡る一族の確執や争い、二児を授かった母としての喜びと幸せ、期待に応えて成長する姉と、予測の付かない行動に手を焼かされる妹への悩み、そしてしほママが誰よりも妹のみほに厳しく、他人が見ると鬼のように接するようになった経緯、その絶望と苦悩を描いた凄まじいエネルギーに満ちあふれた作品です。

ガルパンの公式コミックを描く人の中では「変顔」を多用し、ほとんど炎上商法(意味そのまま)のような作品を描く困った人も居ますが、本作でのしほママの表情は、かなり心臓にキます。

このように書くと恐ろしげな作品と思われそうですが、しほママの搭乗する2号戦車を操るクルー達のチームメイトらしい軽妙な会話など、本編で見られない楽しい一面もあります。誰であれ、家元であれ、母の苦悩は同じなのだと心から実感しました。

西住流の「数と力で正面から正々堂々と叩きつぶす」という流儀を、しほママが身をもって教えてくれる本作「ガルパンデミックⅢ西住しほ対大洗女子学園」。冬コミで購入したガルパン二次創作の一二を争う傑作です。

「夜の西住流」とか言っている人はこれを100億回読め。
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■冬の同人読書週間2017~しろねこ食堂■
2017-01-07-Sat  CATEGORY: 書籍

「サイタマ。家政婦を雇う。ちなみに猫」


「ワンパンマンの猫村さん」

しろねこ食堂


アニメ(タイバニとか)や劇場映画(アヴェンジャーズとか)キャラと人気漫画「猫村さん」のダブルパロディ作品で、とうとう壁サークルになってしまった「高野しろねこ」さんの個人誌最新刊がこちら。今回は「ワンパンマン」との組み合わせです。

基本的には「猫村さん」の世界観と作風そのままなので、新しい雇い主が黄色のスーツを着た無職とサイボーグだっただけなのですが、ジェノスが自分の存在価値を否定されたと勘違いして怒ったり、それを耳にして悲しむ猫村を見たサイタマがジェノスを責めたりと、ほのぼのながらハラハラする展開です。

自らの勘違いを恥じたジェノスが猫村に家事の指導を請い、一件落着であります。

作者である「高野しろねこ」さんの大人気作品「アヴェンジャーズの猫村さん」シリーズは、互いに争ってばかりいるアヴェンジャーズのヒーロー達が猫村さんと共に仲良くホノボノと日々を過ごす内容で、ある意味、衝撃的な面白さでした。アメコミでも、映画でも、仲違いばかりしているアヴェンジャーズは、高野しろねこさんのシリーズを読んで反省して下さい。

とらのあな(女子フロア)で委託販売中
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