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インディペンデント通信社南町支局
■秋の同人読書週間⑩ 万垣河沙■
2006-11-15-Wed  CATEGORY: 書籍

「同人小説は装丁で勝負すれ」

編集長は評論と資料関係以外の文章ONLY同人誌を買ったことがありません その最も大きな理由は「読むに値する内容なのか判断するのに時間がかかる」につきます
普段でさえノンフィクション中心の読書生活でコミック寄りの小説では「星界シリーズ」しか読みません 海外のSFとミステリーを少し嗜む程度で 実際のところ評価の確かでない本を読む時間は殆ど無いのです

しかし今回のコミティアで初めて同人小説を買いました それがこの本
「A CROOS OF BLOOD」です

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「A CROOS OF BLOOD」 万垣河沙
上記のような非常に狭い範囲での読書を楽しんでいる自分にとって会場でこの本を手に取らせた一番のポイントは美しい装丁です

この本に関しては裏表紙も掲載しますが 黒を基調にした鮮やかなイラストに白い和紙の帯に大きく書かれたキャッチコピーがとても目に付きました
「吸血鬼」「少年愛」「女装」「人狼」わざわざ文字の書体まで変えており 細やかな気配りで作られた様子が好感を持てます
裏表紙は同じく黒を背景に表紙と同じ雰囲気のイラストを用いて真中に赤い文字でさりげなくサークル名を配置 帯には本編のタイトルが記されています
しかもそのタイトルの一つが
「二四人の紳士に切り刻まれて喰べられたA.アップルパイ氏の悲劇的な最後」
なんとも不可解な文字が躍っています 実にそそられるタイトルではありませんか!

同人誌で小説を書いている人たちはあちこちで話を聞くと一定の評価を得られるまで「手にとってもらう」のがとにかく難しいと溜息をついているようです 確かに漫画やイラスト中心の本なら片手でパラパラとめくれば自分の趣味に合致するかや作者のレベルなどが判断できます しかし文章メインの…特に小説などは作品のレベルを判断するのにどうしても時間がかかります 自分なら最初の1ページで興味をそそられなければ買いません

今回のコミティアでは本をアピールするための努力を色々と目にしました

挿絵をアピールする
>挿絵のあるページに付箋を貼った見本誌を置く
抜粋をチラシにして配布する
>通路を通るときにあちこちから差し出されます
あらすじを大きめのボードに書き出して置いておく
>扇情的な内容だったので思わず読んでしまった

一番目に付くのが派手なイラストを用いた本です 拡大コピーされたイラストが飾ってあると視線は誘導されると思います

それでも今回自分が買った小説本は「A CROOS OF BLOOD」だけでした やはり美しい装丁は本の内容を何倍にも魅力的に見せると思います 本のボリュームが帰りの電車で読むのに適切な厚さ(薄さ)だったことや300円という価格も魅力があったことは確かです…それでも小説を書く人には声を大にして訴えたい

「もっと美しく魅せよう!」

本の内容に関してはまだ読み終えていないので批評を控えさせていただきます

希少な新製品「ATコネクタキーボード」再入荷
>予想外の需要があって早々と売りきれた「幻の製品」が再入荷でも予約完売とな?でも初回入荷より500円くらい値上がりしていますよ
だけど記事の中の「AT⇒PS2」変換コネクタは交番近くの「コンピュエース」で130円くらいで仕入れた物だよきっと
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コメント

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コメント | URL | 2007-01-19-Fri 23:03 [EDIT]
>「二四人の紳士に切り刻まれて喰べられたA.アップルパイ氏の悲劇的な最期」

出典はマザーグースの「Aはアップルパイ」でしょうか。
少女漫画だとよく出てきますね。
しかし「Aはアップルパイ」を
「二四人の紳士に切り刻まれて喰べられたA.アップルパイ氏の悲劇的な最期」
と、ある商業作家さんが漫画内で表現していたので、
紹介されていた作家さんがどのような意図で使われたフレーズなのか気になります。
コメント編集長27号 | URL | 2007-01-21-Sun 19:11 [EDIT]
自分も教養が無くマザーグースは未読ですので
なんとも分りませんが
断片的な知識の範囲では
おそらく原典から発想を借りたもののように感じました
興味深い内容ではありますので
HPにアクセスしてみてはいかがですか?
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