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■冬コミ新刊を読もう⑨~パンとケーキ■
2007-01-15-Mon  CATEGORY: 書籍

「不埒なベルセルクの読み方~第666番目

「ヤングアニマル」誌の看板漫画 「ベルセルク」
日本の「漢の魂をたぎらせる漫画ベスト10」に確実に選ばれる…血と汗と涙とその他の体液が飛び散りまくりな「ベルセルク」は読み手の99.9%が野郎なのは確実…だと編集長は思っておりました
しかし予想より女性のファンが少なくないことが分ってきました
思えば2年前くらいにコミケカタログをチェックしていた時に「拳闘暗黒伝セスタス」の女性向同人誌が告知されているのを驚いた記憶があります

今回紹介する本は「ベルセルク」の終わらない悪夢の世界から離れて 小さな狭い部屋の中で演じられる「おそらく存在した過去」の物語です

070115a
「Lily Lily」 パンとケーキ
男性向けの同人誌でも「ベルセルク」本は種類が多くなく「キャスカ」か「シールケ」の本がいくらか発行されたくらいだったと記憶しています
この本も会場で表紙を見かけたときには何の本か分らなくて 作中にセルピコが登場しているのを見て「ベルセルク」の本だと気が付いたわけでした

…となると…表紙の女性はファルネーゼ様!!

「雪の日」というタイトルの物語はファルネーゼが若かった頃…騎士団を率いて遠征に出る前の話と思われます
体調を崩して寝こんでいるファルネーゼ その側で様子を見ているセルピコ
多量の汗を流しているのに彼女は自分で着替えることも出来ない容態です セルピコは手を貸して彼女の全身の汗を拭き 着替えを用意するために部屋を出ていきました
一人で寝台に残されたファルネーゼは一瞬だけ生気を取り戻し 無防備な姿をセルピコの前に晒した時に彼が介護に必要以上な事を何ひとつしなかったことが悔しくなります そして独りで自分を慰めたまま…セルピコが戻ってくるのも忘れて眠りに落ちてしまいます
着替えを持って戻って来たセルピコは 寝台の上で秘所に手を伸ばしたままで眠ってしまったファルネーゼの姿を見て自分の留守中の出来事を察します しかし彼は彼女を着替えさせてベットを整えると退室するためにドアへ向かいますが…

そのとき…ファルネーゼの口からセルピコを求める声が

セルピコはファルネーゼの横に立ち 彼女の手を取ると…

~あとは想像にお任せします

この作品のファルネーゼは 義務や信仰や責任の重圧によって少女らしい表情を失う前の姿に見えます その雰囲気が表紙のイラストからも感じられます 本を冬コミで買ったときに対応してくれたのが若い女性だったので おそらく作者御本人だと思われますが この本に描かれたファルネーゼも女性の視点から描かれているのでしょうね 穏やかで温もりのある短編で 原作の破壊と殺戮と狂気と涙の世界から遊離しています

真面目な原作ファンは眉をひそめるかもしれませんが 個人的には原作の幕間に 過去に そして未来に「雪の日」に描かれたような幸せな瞬間があってほしいと思わざるをえません そしてその光景がここにあるのが嬉しくなります

「ベルセルク」のファンにも それ以外の人にも手にとって見てほしい1冊でした

作者の「久遠ミチヨシ/メロメロ子」さんは男性向けと女性向でペンネームを使い分けて活躍されている様子 単行本「レンアイサイズ」も表紙のショート眼鏡娘が脳みその生殖本能をチクチクと刺激しますよ 明日にでも本屋で探してみますか
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