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■夏の同人読書週間④~エスクアロ■
2007-08-27-Mon  CATEGORY: 書籍

「そして怪物は…造り出される」

070827a
「Dance on the Edge」エスクアロ

平野耕太さんの…おそらく50年に1本の傑作コミック「ヘルシング」
日本のみならず亜細亜から欧米まで幅広いファンを獲得している漫画について自分がくどくど説明する必要は無いでしょう
倫敦会戦においてカソリックの連合部隊を率いて英国抹殺を目論んだマクスウェル

彼の少年期の物語を「エスクアロ」の作者である櫻庭祐子さんが独自の創案で紡いだのがこの本「Dance on the Edge」です

寄宿制の学校に入校したマクスウェル(以後MAX)
暖かさの欠落した家庭環境から自分の殻に閉じこもり 周囲の全てを否定することによって生きようとするMAXの姿が痛ましくも悲しげです 教師からは問題児扱いされ クラスメイトからは仲間ハズレと執拗なイジメを受けつつも何物も受け入れようとしない頑なさが…後の師となりアンデルセンの目に止まります

アンデルセンにMAXは言います

「人は愛や信頼で結びつくほかに利益や恐怖によって結びつくこともあるでしょう?」

…MAXは彼の幼い心に 世界や人々を結ぶものが「愛」や「信頼」よりも「欲望」と「力」のほうがより強力である事を信じさせようとしているのです…

そんなMAXにアンデルセンが言います

「…しかしそれは終わりのない孤独地獄の始まりでもある…」
「耐えられるのか?」
「たった一人でその孤独に…」

その問いに対するMAXの答が彼の運命を決定したのです

…鋭利な刃物は周囲のみならず自分をも傷つける…

彼をより鋭く鍛え上げ その切っ先を周囲に振り下ろせるような…
役に立つ人間に…
13課の為…法王の為…至高の神の為に

そしてMAXは望まれるままに至強の刃物になった

…しかし彼が誰からも教えられなかったことは

どんな強靭な刃物でも折れ砕ける時が必ず来る…ということだったと思えるのです

マクスウェルの亡骸を抱くアンデルセンの姿に ソレを教えることができなかった自分への責め句が響いているようです エイメン

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