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■夏の同人読書週間⑬~all over the place■
2009-09-13-Sun  CATEGORY: 書籍

「寡作の絵師が手がける昭和の追憶」

090913a「昭和異記」 all over the place
サークル「all over the place」の作家「駄菓子」さんは寡作な絵師です。編集長の手元にも今回紹介する夏コミ新刊以外に2冊の本しかありません。1冊は「もやしもん」もう1冊は「朝霧の巫女」の本です
駄菓子さんの作風は、人物も背景も鉛筆で細部まで丁寧に描いたモノクロの美しい画面が一読して印象に残ります。まさにアナログ手法ならではの良さを最大限に活かした?作品と言えます
また、18禁シュチエーションに至る過程を、微細な表情の変化や身体の動きでじっくりと進めていく構成は、淫靡であり美しくもあるので、凡百の投げやりなエロ描写に飽き飽きしているエロ事師に強くオススメできる逸品と断言できます
今回紹介する夏コミの新刊「昭和異記」はコピー誌ながら文庫本の体裁をとり80ページ近いボリュームで完成版プレビューの役割を担っています。夏コミでの頒布数が数十部だったので編集長が必死になったのもご理解頂けるとおもいます

物語は昭和初期の地方都市を舞台にして始まります

骨董業を営む天津と共に暮らす「こま」。店主である天津の供をして出張買い付けに出かけます。同業者から見せられたお宝に夢中になる天津に呆れつつ、幼い娘が待つ我が家へと帰ります。エピローグにあたると思われる今回の新刊は、夜が更けて2階の部屋で天津と見つめ合うこまの姿で終わっています

懐かしさを憶える日本家屋の佇まい、電化が進み始めた街の風景、その新しい都市の景観と同居する古き良き日本の町並み、村、そして山や川の眺めが細部までこだわった描写で活き活きと描かれています。都市の繁華街にそびえ立つ7階建てのデパートらしき建物。路面電車で乗り降りを仕切るバスガール。平屋建ての駅舎やフルーツパーラーの描写。そういった細かい部分を資料を基に丹念に描いた…プロローグながら素晴らしく充実した中身の濃い作品なのです

編集長はこの作品の完成を、他のどんな作家の新作にも劣らず楽しみにしています
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