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インディペンデント通信社南町支局
■水戸 参戦記録 21日・出発→会場■
2010-03-23-Tue  CATEGORY: イベント

「初日はサークル参加でした」

●誰かが神様を怒らせたに違いない朝●
AM4時半起床。5時前にジムニーにて出発
この時点で前日からの強風が信号で停止している車を前後左右に激しく揺さぶるほどの強烈さで、仕事で毎日車を運転していた頃にも、これほどの荒天に運転した記憶はない。正直、恐ろしかった
そもそも寝不足だった。木造アパートが強風で揺れて真夜中から朝方まで「止まらない震度2の地震」に見舞われたような状態だったからだ。窓を通して聞こえてくる風の音も凄くてそれ自体も酷く恐ろしかった
実際のところ、これが5年に一度のコミケSPでなければ外出を断念しただろう

しかし荒天が幸いし、待ち合わせ場所の戸田公園駅付近に30分で到着したのは良いが、同乗予定の友人I波さんが在来線の運休で身動きがとれなくなり電話で連絡してきた。結局、彼はタクシーを飛ばして間に合わせたのだが予定外の出費を余儀なくされたのは辛かったろう。でもとにかく予定時間に発進できた。この時の彼の素早い決断に感謝している。ありがとう(脅迫に屈したという噂もあるが無視だ)

外環道から三郷を抜けて常磐道へ。北上するに連れて天気が回復してきたので問題なく水戸まで到達できると過信していたが途中で激しい雨に遭い、50メートルを走る先行車の赤ランプがかろうじて見える程度の状況。恐ろしい

なんとか8時過ぎに水戸インターを下り、会場付近のコインパーキングに車を止めたのは8時半だった

初めて足を下ろした水戸は早朝であるためメインストリートが閑散としており印象が薄い。それでも会場に向かうに連れて、歩道に飾られた花や開催告知のポスターが目にはいるようになりコンビニのローソンが時間帯に似合わず混雑しているのを見るにつけ気分が高揚してくるのを感じた

いよいよなのだ。5年に一度のスペシャルな祭が始まる

●普通のデパートでした。普通の●
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今回の会場となるビルは移転する前の「京成百貨店」が入居していた建物で各階にその名残が残っており即売会の会場としては個人的には類似する記憶の無い物で天井の低さが気になりました。1回だけで後が続かなかった「サンシャイン文化会館地下1階のコミティア」を思い出しますね。あの会場は暑苦しかった
早々にスペースにはいって準備を進めます。目視できる範囲に大手サークルがいくつかあるので開場直後の動向が観察できる、絶好のポイントでした

10時になりました。お弁当の販売開始です
個人的地域活性化協力事業第一弾「山翠」さんの「おにぎり弁当」500円を購入
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3分で食べる。腹が減っていたから味わう間もなく消化してしまった
…ふうっ…旅先で金を落とすのは気分が良いぜ(偉そう)

自スペースから某大手サークルの周辺で参加者と豪腕スタッフの熾烈な闘いを観戦していたが、最終的に待機列がどこかに(後に7階だったと判明)連れ去られたのを見て開場時間が間近なのを実感。そろそろですね

●本当に開催してしまいました。水戸コミケ●
11時になりました。開場と同時に通路を激しく人が行き交います。周囲の情報によれば10時半くらいに7階に誘導(隔離?)された「あいすとちょこ」「UROBOROS」の列が凄いことになったようです。知り合いが各階で激しい闘いに身を投じているライブ中継を携帯電話で聞いているのは面白かった。凄すぎた

なんか閑なので自分もとりあえずお買い物に行く。水戸ネタの本欲しいから。もっとも、今回のSPで一番欲しい本は「スパイシー」さんの「水戸以外全部沈没」なのだ
それは明日の勝負なのだ。なんとしても勝ちたいものだ…

知人Oさんのサークルは新刊コピー誌を早々に完売。羨ましい。電車の遅延で来場が遅れたI嶋さんが水戸に到着との連絡が入る。当初の予定は完全に狂ってしまったがなんとか全員が水戸に入ったわけだ。良かった

●参加サークルの様子●
6階隅の「無限軌道&有葉」が1限で長い列
「UROBOROS」も7階に隔離された列から途切れなく6階のサークル前まで参加者が送り込まれて、12時前には「並んでも買えません」とか「並べません」とスタッフさんが叫んでいた気がした
「OUTERWORLD&黒犬獣」は合同誌だが得意の持ちネタを交換して千葉さんがセーラームーンを、黒犬獣さんが女神様を描くというサプライズ仕様。長く活動を共にしているお二人だからこその面白さ
「あいすとちょこ」はカレンダーを販売しているのは見かけた。事前に噂が流れていたコピー誌は結局あったのかしら?
「新世界壮健社」の「あさりよしとお」さんは「プラモのモ子ちゃん」本を持ってきていた。懐かしい
カタログのカットを見て気になっていた本は本当に「君に届け」エロだった
でも爽子でなかったからギリギリ許す(偉そう)
「うつらうららか&五年目の放課後&NTYPE」合同「めんこ」はサークル前で実演していた。トレカでもなく、カルタでもなく「めんこ」というのが素晴らしい気がするが、あの3サークル作家さんは、そもそも子供の頃にメンコで遊んだことがあったのだろうかと気になる

4階では「冗談じゃないよ」が年末冬コミの本とカレンダーを持ってきていたので本を購入。思えばこのサークルの本を「買えた」のは5年ぶりくらいか…
「UA大作戦」の新刊はエロとギャグのバランスのとれた本だったが、何のネタなのか未だにワカラン。原田さんの4コマギャグは面白いなあ

3階は軽く一巡して終了。2階は鉄道ジャンルで「八高線」ガイド総集編を買った。また普段のコミケでは持ち込むことすら不可能な実寸モデルガンがあったりして嬉しい。ブレン機銃でかいなあ。普段のコミケでは不可能なことでもう一つ、あちこちでサークルの人が酒飲んでいるのが羨ましい。机の上に缶ビールが何本も転がっている処もあり、この時ばかりは車で来たことを残念に思う。終了後に郊外の宿まで走らなければならないからだ
飲酒運転は絶対にダメです

●芋食いなさい。美少女も付いてるから●
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午後になって、あまりに閑なので物産展を見に行く
「うめ酒」「黄門漫遊」を買うためだ。歩道橋に上がって物産展の会場を眺めると、かなり賑わっている。出店も沢山ある。ものすごく背の高いお姉さんがセーラームーンのコスで店頭にたっていた。ヒールが高かったとしても身長が180弱ある編集長より大きく見えたので存在感は強烈だった。売れてたのかな?あのお店…
敷地の中に入ると際だって長い列が目に入る。「干しイモ」を買う人の列ですね。大人気です。干しイモ。あとグルグルソーセージ美味え
ところが「うめ酒」も「黄門漫遊」も売っていない。売り切れ?仕方ないので会場に戻ると真ん前の京成百貨店1階で「黄門漫遊」が売っていた。2つ買う。一つは広島へ送る

●八百屋なのか?魚屋なのか?●
京成近くの商店が店頭でゲソやヤキトリを焼きながら販売している。おにぎり2個で200円とか安すぎるので2つ買う。あとヤキトリ2本。このお店、非常に良心的な雰囲気で良いのだけど最初は魚屋だと思った。店内の品書きが魚関係だけだったので。だいたい店頭でゲソの焼き売りしている店を魚屋以外のなにかだと思うのは難しい。ところが目線を上げて店の看板を見ると「八百~」とか書いてある。どっちだ?

●柿ピーに萌え絵●
会場の隣にあった豆とか煎餅とかを売る店が柿ピーの入れ物にお手製の萌え絵パッケージを付けて売っていた。美味そうだが柿ピーは食べ始めると止めるのが難しい。そんで胃の調子が悪くなる。悲しいが買えなかった。店頭で見目麗しい女の子がメイド姿で呼び込みをしていた。2日間頑張れ

●水戸大祭・休戦発効●
16時が近くなり自サークルの撤収準備を始める
「イベントでは閉館時間まで本を片づけない」をポリシーにしているO田氏達と共に1日目の終了を祝う拍手に参加。ですが喜んではいられません…
あくまで一時的な休戦状態に突入しただけだからです!
明日も闘いは続きます!!

友人達も時間はまちまちになったが全員水戸に到着したし、欲しい本を買えた人も買えなかった人もイロイロあるけどお疲れ様と言いたい。これから4人で郊外にある宿へ向かう。ジムニーは本来は二人乗りの車だ。後部の補助シートにレールを取り付けて二人座れるように改造してあるが貧相なシートなので荷物を抱えた「良く訓練されたヲタ二人」が座ると実に狭い。あまつさえ、編集長の荷物まで抱えて貰う羽目になったので正直スマンかった。小さい車に4人を詰め込んでボロ車は出発します

無事にたどり着ければよいが…
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