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■九段下攻防戦防備録■
2012-01-10-Tue  CATEGORY: イベント

「国産特殊工芸品の流出を阻止せよ!」

本当なら「あけおめ」とか書かなければならない時期なのだが、本日、東京の九段下で闇に葬られるかもしれない壮絶な闘いがあったことを記録しておきたい

それは日本が誇る「特殊工芸品」の海外流出を阻止するという、地味だが非常に重要且つ意義深い闘いだった
本来ならニュースにもならず、噂にも上らず、闇から闇に葬られる運命であった闘いに身を投じた一人としては、犠牲の大きい、ほとんど全身血まみれという体の激闘だったと言いたい。これを書き記す今でも半死半生である

順を追って話を進めよう

正月明けの好天。東京・九段下の科学技術館では恒例の「スーパーフェスティバル」が開催された…

…まあ、読者の言いたいことは分かる。「ナニゴトカ!!」と思った人に詫びるつもりは毛頭無いが、もう少しお付き合い願いたい

多くのディーラーが参加して賑わう会場の一隅に「ルーズ・フィギュア」を販売するディーラーが居た。以前もここで買い物をしたことがあったが「箱無し」「本体のみ」「やや難あり」といった専門店の中古買取では取り扱ってくれない半端物を売るディーラーさんだ。そういった微妙な品物ばかりだから売値はとにかく安い。一般入場と共にブースの前に人だかりが出来てしまったが、並べられた品物が売れ始めると机の下から追加の品出しをドンドンやる
しばらくすると客の中で異常にアクティブな二人が目立ち始めた

もう分かったと思うが南蛮人である(白い人)
片や英語トークのみで品物を次々と指名して「OK!OK!」とばかりに目配せしてお買いあげ。もう片方は日本人の女性を同伴して安い物を中心にベルトコンベアに商品を乗せるが如く自分の買い物袋に納めてしまう

初めのうちは自分も特定の商品が出てこないか…などと呑気に構えていたのだが、二人のパワフリャーな買いに焦燥感が募りだした。このまま放置しておくと「ダイキ工業/クイーンズブレイド」の乳パーツ付きとか「コトブキヤ/アスカ」の尻とか「舞-HiME」のミニスカ舞とか「ARIA」のアリシアさんとかが海の向こうに渡ってしまう
そしてサンディエゴのコミコンとかで法外な値段で販売されてしまうのだ!(*1)

これは非常に深刻な問題である。日本が誇る「色ぽ/フィギュア」が、食うや食わずの日々を送りつつ、なけなしの銭で色ぽを買い求め、悲惨で破滅的な人生のささやかな慰みとしている最底辺の低賃金労働者(編集長のことである)の手に渡ることなく海の向こうの半導体成金や村上某のクズ人形に目の玉の飛び出るような大金を投げ捨てるセレブに買われてしまう!!!
一刻の猶予も無い。彼等が手を挙げる前に品物を確保しなければならないのだ


だが、闘いは二人の南蛮人と自分だけの死合ではなくなっていた。気が付けば大陸人も日本人の若者も参戦している。周囲は人が増えて熱気のあまり汗をかくほどになっていた。状況は刻一刻と悪化している。しかも恐るべき事にソロ南蛮人のキャラ知識が半端ではない。「なんでそんなキャラ知ってる!?」と叫びそうになった(でも「よつばと!の恵那は知らんかったらしい)。いや可愛いとか肌の露出が多ければ何でもイイのかもしれないが「とらのあな」中古フロアで底引き網漁を営んでいる「赤シャツ赤帽子の社長」とタメ張れるくらいの悪魔的、且つ強引な買いだ

遅ればせながら、自分もギアをTOPに差し込んで勝負に割り込む
「セイバー休日ver」「オカルト学院のマヤ」「狼と香辛料のホロ」etc etc…
だんだん「ソレ」がそもそも欲しい物なのかすら妖しくなってきた。勝敗が早さのみに絞られており、あまつさえ、品物を手に入れられるかどうかは店の人が梱包を解く前…
品物がパーツの一部しか見えないとか、全体の色味がうっすら見える程度の段階で「ソレ」が何なのか即座に判断できなければ「買った」とか「見せて」といった声を出せないレベルにまで高まってきている
正にジェダイマスタークラスの理力勝負!(*2)

死闘2時間半…10時半に開始された闘いは13時前にひとまず終了した(ギャル物フィギュアが底をついたため)。机の前に立ちっぱなしで、後ろから押されるのに足下の商品が邪魔して前のめりになり、かと言って体重をあずけられる物もない。非常に中途半端な姿勢のままで過ごした2時間半は体力を限界ギリギリまで奪ってくれた。そして財布も大惨事、大出血である。冬コミの使い残しで銀行に戻す予定だった3万円が綺麗サッパリ消えてしまった…今月のオカズは納豆だけだな…

結果的には自分を始めとする数人が頑張ったところで南蛮人の怒濤のような買いには抵抗が弱すぎた。自らの非力を嘆く者達にとってトドメの一撃となったのはソロ南蛮人による「残ったギャル物フィギュア全部買い」だった…
これだからヤンキーは!!(*3)

本来であれば国内の美術館に収蔵されて然るべき浮世絵や日本画の名品がことごとく海外に流出するのを目の当たりにしたような敗北感…

しかし流した血の量は多かったが、逸した名品は有りすぎたが、電車代が無くなってATMに引き出しに行かねばならなくなったが…
日本の誇り「マヤの黒パン」とか「ハスラーの乳」とか「志津香の尻」等、いくつかは守ることが出来た
反省する点は多いが後悔はしていない。国の誇りを守るために流した血も涙も財布の中身も惜しいとは思わない。編集長の非力な闘いを反面教師として、より力強く、より情け容赦なく闘う国を憂える者が必ず後に続くだろう。「色ぽ国士」とも言うべき若者が…

希望はある

120110a
瀬戸際で流出を免れた国産特殊工芸品。背後の箱2つは別件である

注記
(*1)フィギュアの通販はamazon経由もあるから法外とかは大げさな文章である
(*2)単に商品知識が勝敗を分けているということであるが、その意味でも南蛮人は強敵であった
(*3)加か豪かもね。まあほぼ間違いなく西海岸の業者だと思う
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コメント | | 2012-01-12-Thu 23:12 [EDIT]
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