アキバ・フリマ・同人イベントなどの小ネタ中心
インディペンデント通信社南町支局
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ
■最弱を狩る者。ゴブリンスレイヤー■
2016-07-07-Thu  CATEGORY: 書籍

「ファンタジー世界のシュタイナー軍曹」

1巻及び2巻読了。感想をば少々呟きたい。

あちこちで話題になっているラノベ「ゴブリンスレイヤー」。今更ながら読んでみました。これが意外に面白い

主人公は「ゴブリン」殲滅しか興味がない戦士。ファンタジー世界での「ゴブリン」と言えばモンスターヒエラルキーでは最弱の雑魚キャラと決まっている
「ドラクエ」で言えば「スライム専門ハンター」という感じだ


多くの冒険者が名声と力を求めてドラゴンや魔族に挑戦する世界において、常に最弱モンスターしか狩らない主人公は異端扱い。彼には彼なりの理由があるが、世間の目は冷たい。そんな主人公が洞窟で全滅寸前のグループに出会うことから物語が始まる

語り尽くされた感があるが、とにかく主人公の設定が面白い。「ゴブリン」といってイメージが湧かない人は「劇場映画 指輪物語」に登場した「ゴクリ」を思い浮かべて欲しい。そうアレです

標準的な人間で言えば子供未満幼児以上の大きさ。力もなく武器もなく知恵もない。まさに雑魚に相応しい「キングオブ雑魚」。それがゴブリン

単体では弱すぎるが集団になると意外に手強い。しかも手間暇かけて駆除してもギルドの報酬は安く割に合わない。数だけ多く、ほとんど「害獣」扱いだが子供や女性を攫うなど凶悪な面もあり辺境に暮らす民には見過ごせない脅威でもある

主人公は、その「ゴブリン」にしか関心がない。世界が破滅に瀕していても「だからと言ってゴブリンを見逃す理由にはならない」とまで言い切る。徹底している。名声を手にして己の影響力を高めてから目的を果たす方が賛同者も得られるし効率的ではないか?と聞かれた時「考えたことはあるが、その間もゴブリンは村を襲うからな」と応えるあたり筋が通っている。まあ頑固者である

何年にもわたって狭い巣穴に潜り、暗闇で、異臭漂う敵地で戦ってきた「ゴブリンスレイヤー」はゴブリン殺しのプロだ。彼が救った少女との出会いが誰からも賞賛されない孤独な闘いに身を投じてきた主人公の運命を大きく変えることになる

1巻は少女との出会いに始まり、とある牧場を守る為の闘いで幕を閉じる。エルフ、ドワーフ、蜥蜴人間、聖職者、他の冒険者達との交流が描かれる。中盤、地底での闘いで彼がゴブリン殲滅の為、どれほど破天荒な手段を用いるか、是非読んで驚いて欲しい

牧場を守る闘いで、歴戦の戦士達にゴブリンを倒す秘訣を伝授するあたりなど読むと、薄汚く見栄えも悪く貧弱に見えるが、鍛え抜かれた猛者、まるで「戦争のはらわた」に登場する「シュタイナー軍曹」のような男に見えてくる、若いんだけどね

2巻は、ほぼ丸ごと1冊が「水の都」と呼ばれる都市の地下遺跡を舞台にした闘いが描かれる。1巻からの縁でグループを組む面々とのやりとりも安心して読める。クライマックスが「ゴブリンじゃない」相手との闘いであったため一度はガッカリしたが、ラストの会話で今回の闘いはゴブリンスレイヤーにとって、そして依頼者にとっても「ゴブリン」との闘いと同義であったことが語られ驚かされた。「そう来たか!」と。これには少なからぬ感動に近い読後感があったと言わざるを得ない

月刊誌でコミック版の連載もはじまったようだし、来年の春くらいにはアニメになっている気がする。なんにせよ、今後が楽しみである
関連記事
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2017/05 >>
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


余白 Copyright © 2005 インディペンデント通信社南町支局. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。